ミャンマー国への適応可能性 疾病構造
ミャンマー国では近年、豊富な天然資源、安価で豊富な労働力を背景に、多くの海外企業が進出している。日系企業の進出も進んでおり、ヤンゴン日本人商工会議所の会員企業数は民主政権化の進行と共に221社までに増加している。インフレ率は8.4%と予測されており、市民生活への影響も予測されるが、引き続き経済成長は8%を超える見込である。現在、ミャンマーでもカンボジアと同じように疾病構造が変化しており、結核・エイズ等の感染症が課題である一方で、今後は生活習慣病による死者数が増加していくと予想されている。従って従来のような感染症だけのアプローチではミャンマーの健康課題解決は困難で、感染症と非感染性疾患の両方に対応する横断的なアプローチが求められており、疾病を早期に発見し、発症・重症化を予防することが期待されている。特に、労働現場における個々人の健康維持管理や疾病予防の取り組みは、社会全体の疾病負荷、且つ医療費負担を軽減することに繋がり、また労働生産性を高めることでミャンマー国の経済成長に資するものである。
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