現地協力病院(チョーライ病院) 医療ICT(主にPACS)事業の課題 システム面
 4-2.今後の事業展開上の課題 1)システム上の課題  システム導入にあたって以下の課題が挙げられる。 (1)現地病院のインターネット環境への対応  現地病院のインターネット環境が不安定なことから、画像の表示スピードに遅延が発生することがある。 また、サポート時のリモートアクセスによるシステム稼働設定が困難であった 。 (2)現地 ベンダ 開発の HIS 導入 の遅れ     現在、システム更新中であるH IS の稼働が遅れており、今回の実証事業の時間軸で連携実証が でき なかった。 (3)CT/MRI の画像の PACS 取り込み     CT/MRI については、シーメンス社製検査機器用 PACS が導入されて おり、既存の運用を変更し、この領域に今回のシステムを適用させること の 病院間合意が取れなかった。また、仮の合意が取れたとした場合でも、本コンソーシアムが提案するシステム提案との差別化が難しい(システム導入によるワークフロー効率化及び、診断の質の向上に対する成果が小さい)と判断したため 、CT/MRI の画像は今回の対象外とした。     現状運用では、検査機器用 PACS に対してリモート接続し、 自身の PC で読影・レポーティングを行っている。これは診断の質担保や情報漏洩の観点で問題があるため、そのようなリスクを排除しつつ、多 忙な医師 にメリットがあるソリューションを提供できるかが、重要なポイントとなる。
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