ベトナムの医療ICT活用可能性
ベトナムの医療ICT活用可能性
ベトナムの医療ICT活用可能性
ベトナムの医療ICT活用可能性
1-1.本事業の背景 1)ベトナム医療の課題(第三次病院への患者の過度な集中)とICTの可能性  ベトナムでは、レファラルシステムが導入されている。しかし 近年、富裕層 等 を中心にレファラルシステムを無視し、最初から中央医療機関を受診する患者も多い。 そのため トップ病院への患者の一極集中 が進み 、南部ホーチミン市に位置するチョーライ病院 (ベトナムを代表する公的医療機関でホーチミン最大の総合病院。 1,930 床) においても 患者の オーバーフロー状態が続いている。同国の医療体制は第一次( コミューン・郡 レベル)・第二次(省レベル)・第三次(中央レベル)の三層で形成されているが、各地方省は独自の財源に乏しく、医療に十分な予算を配分できていないため、省病院の多くは施設・機材とも不十分で、医療従事者の質・量ともに不足している。この結果、第一次、第二次レベルの医療機関に対する患者の信頼は低く、第三次レベルの医療機関に患者が過度に集中し、医療サービスの質の低下と医療システム全体の機能不全が大きな問題となっている。
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