シンガポールの病院数24のうち、公立病院が12、私立病院が12である。ベッド数は、1,446床で、1,000人につき3.5床の割合でベッドが割り与えられている。また、医療教育や医療制度は、かつてイギリスの統治下にあったため、日本と違いイギリスの影響を強く受けている。医者はGeneral Practitioner(以下G.Pという)とSpecialistに大別される。シンガポールでは、疾病の際には、まず、かかりつけの医者(いない場合には適当な一般総合医)を受診し、治療を受ける。もし、患者が一般総合医の治療範囲を越え、より専門的な知識や治療が必要な場合には、その一般総合医に、その人に適当な専門医がいる病院を紹介してもらえるシステムになっている。自由診療制のため、受診する医師によって料金が異なる。また、医薬分業のため、薬は処方箋を持って薬局で購入する。
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