(2) 医療スタッフ調査から示唆されること 妊娠初期健診を含む日本式周産期医療サービスがベトナムで受け入れられるかについて、医療スタッフへの調査結果では、医療スタッフ自身が患者へのメリットを理解したのみならず、現場での患者の反応から受容性があると概ね肯定的に評価されたことが分かった。また、患者が医療機関選択の際に重視している判断材料として、医療スタッフの立場から、「医師やスタッフの技術」「医師やスタッフの対応の良さ」と自分たちの現場での責任の重さを感じている事がうかがえた。一方、自分自身が被る労力や負担については、非常に大きいと感じているスタッフは3割弱にとどまり、4割弱が日本式とベトナム式で労力に差はないと感じ、3割程度はさほど大きな負担には感じていないことも判明した。
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