(1) ベトナムの2009年~2014年までの実質GDP成長率は、平均で5.7%と高い水準を維持している。東南アジア第3位の人口を抱え、とりわけHCMCの人口は775万人とシンガポール(531万人)やタイの首都バンコク(687万人)よりも多く、かつ一人当たり都市GDPで見ると、3,179米ドル(約378,300円)とベトナム全体の一人当たりGDPが1,528米ドル(約181,800円)と比較して2倍以上の有望な市場でもある。投資的な観点からもインフレ率・為替レートは安定的であり、政治上のカントリーリスクも少ない。一方で、乳児死亡率は1,000人中17.3と依然と高く、同国の医療インフラについてもハノイ市やHCMC等の都市部と地方との格差、並びに公立と私立の病院の格差も依然として大きい状況であり、今後政策的に医療インフラの整備にベトナム政府が注力することが予想される。
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