両国での遠隔画像診断のニーズが高く、近い将来わが国との国際間の遠隔画像診断のみならず、国内での遠隔画像診断ネットワーク構築の実現が可能になると思われるが、一方で両国とも人材不足が深刻であった。そのため、ベトナム、ミャンマーとも人材育成には積極的に取り組んでいるが未だ充分とは言えず、今後のさらなる人材育成が必要である。国際水準の人材育成も必要であり、国際医療福祉大学は本事業での経験を活かして継続的に両国からの医療スタッフ受入研修を行い、医療技術の向上に貢献する。さらに、本事業によりわが国と両国との国際間の遠隔画像診断事業が実現に向けて、わが国でも病理と放射線の専門家の確保が不可欠である。しかしながら、わが国においても読影と診断ができる病理や放射線の専門家育成は課題であり、ベトナム、ミャンマーのみならずわが国でも人材確保と育成が今後の課題と考えられる。また、国際間の事業のため、専門家の語学力の向上も今後ますます必要になると考えられる。
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