ベトナム 保健医療水準の地域間格差
ベトナム 保健医療水準の地域間格差
ベトナム 保健医療水準の地域間格差
ベトナム 保健医療水準の地域間格差
 ベトナムはジニ係数が低く、国民の不平等感は低いものの(図表・2)、地域によって所得にバラつきがあり、生活環境や食生活・栄養状況のほか、利用する保健医療サービス等に違いがあるため、保健医療の水準に地域間格差が存在している。2008年のベトナムの千人当たり新生児死亡率は16.0人、低体重の幼児の割合は28.5%となっているが、南東地域や紅河デルタ地域、メコンデルタ地域では千人当たり新生児死亡率がそれぞれ8人・11人・11人、低体重の幼児の割合がそれぞれ17.3%・18.1%・19.3%と全国を下回っている(図表・10)。これはベトナムの南東地域や紅河デルタ地域、メコンデルタ地域には、ホーチミン市や首都のハノイ市、カントー市といった大規模な直轄市が存在して経済活動が活発であり、貧困率が低く、生活環境や食生活・栄養状況が優れているほか、保健医療サービスが充実していること等が原因であると考えられる。
よくある質問をご覧いただき、ご質問が解決しない場合は、下記お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

当省は、より良いサービス・利便性の向上を目的に、ご利用者様の利用状況の分析を把握するためCookieを利用します。 本ウェブサイトを利用することで、Cookieの使用に同意するものとします。(当省個人情報ポリシー