今回のトレーニングは、名古屋大学が作成したカリキュラムに基づいて行われ、その結果ベトナムの内視鏡医が育成される。育成においては名古屋大学が目指している「消化器がんの最新診断と最新治療、及びテーラーメイド医療と機能温存・低侵襲手術から拡大根治手術に至るまで患者さんの状態に応じた治療」という理念が大きく寄与している。特に、医師への指導のみならず、看護師への指導を実施した事で、①内視鏡検査前の前処置、②内視鏡検査中の患者の苦痛軽減、③円滑な内視鏡検査の実施、④術後における内視鏡をはじめとした医療器材の洗浄消毒方法、⑤内視鏡の保管方法、といった「内視鏡手技のトータルパッケージ」を指導する事が可能となり、本システムの有用性を高めることができた。
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