ベトナム 周産期の医療サービスに対する需要
ベトナム 周産期の医療サービスに対する需要
ベトナム 周産期の医療サービスに対する需要
ベトナム 周産期の医療サービスに対する需要
ベトナム 周産期の医療サービスに対する需要
ベトナム 周産期の医療サービスに対する需要
 周産期の医療サービスの状況としては、現地JICAからのインタビューによると、ベトナム医療事情における混雑解消の強化分野とされている中に、産科も含まれており、他には小児科、外科、がん治療等が挙げられていることから、周産期分野のインフラ整備に対する需要がうかがえる。今回の事業では、医療法人葵鐘会は、中間層から準富裕層を対象と想定していたが、現地の中間層から準富裕層が出産の際に利用する現地の公立病院では、病床稼働率が常時100%を上回り、妊産婦や新生児がベッド・保育器を複数人で共有しているといった状況である。実際に、インタビューを行った現地医師からも、ベトナム全体でとにかく病院数が足りないとの指摘もあり、分娩数に対して、インフラ不足であることが伺える。しかしながら、政府財政が厳しく、医療分野に予算が割けない状況であるとの意見もある中でも産科、小児科については政府予算での病院拡大が予定されている点、ホーチミンに新規小児科病院建設予定がある点からも、インフラ不足の課題は深刻な問題であると捉えられていることが伺える。私立病院についても、ベトナムで最初の私立病院が出来たのは1997年のことであり、現在では徐々にその数は増えているが、十分とは言いがたく、さらに、私立病院は富裕層のみならず、企業で保険に加入している従業員も利用可能であるため需要の層は大きく、供給が追いついていない状況である。以上より、ホーチミン市の潜在的な需要は大きく、需要に供給が追いついていない状況といえる。
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