2)公的医療保険制度 (注1) これまでインドネシアには、全国民を対象とする公的医療保険制度は存在しなかったが、2004年にSJSN(Sistem Jaminan Sosial Nasional:国家社会保障制度)法が制定され、国民皆保険の導入が決定された。その後約10年をかけて、制度実現に向けた取り組みが進められてきた。2014年1月には、従来の各種制度を一元化するための統一的な実施機関として、BPJS-Health(Badan Penyelenggara Jaminan Sosial Kesehatan:医療保険実施機関。以下、「BPJS」という。)が設立され、全国民を対象にした新たな公的医療保険制度であるJKN(Jaminan Kesehatan Nasional:国家医療保険)が開始された。政府は2019年までに全国民へ普及させる予定である。
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