ブラジルの保険制度(公的保険)
ブラジルでは公的医療保険として、統一保健医療システムSUS(Sistema Único de Saúde)と呼ばれる総合医療保険制度がある。1988年から導入され、ブラジル保健省のデータによると、全国で毎年平均のべ37億人の外来患者が通院し、そのうち医師の診察を受けるのは5億3,100万人、1,100万人が入院する。このSUSは国民全員加入で、薬剤費を除きすべて無料である。ただし、薬剤費は薬局にて全額自己負担である。この保険制度により国民は無償で医療機関を受診出来るが、政府が医療機関に支払う給付額が少ないことや、SUSで受診出来る医療機関が少ないために、SUSで受診出来る特定の病院に患者が集中し、長時間待たされるといった問題が発生している。
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