バングラデシュの救急医療体制(2/2)
救急車の設備についても、富裕層をターゲットにした一部の病院は日本と同等レベルの設備の整った救急車を保有するが、国全体の大凡80%以上の救急車は車内空調設備もなく、ただ横になれるベッドを備えただけとなっている。ダッカ市等の都市部では交通渋滞が深刻であることも手伝い、病院に到着する前に救急車内で亡くなるケースも多い。 救急車に限らず、救急医療サービスの提供に必要なCT設備、一般撮影装置、超音波診断装置などの医療機器・設備が整備されておらず、一部の富裕層向けの病院を除いては、ほとんどのケースで適切な医療が実施できていないと考えられる。
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