バングラデシュの疾病構造
 バングラデシュでは、結核が最大の死亡原因であり、2012年には、69,500人が結核で死亡している。結核をはじめとする感染症は、衛生や栄養状況に問題のある途上国において重要課題であり、死亡原因の上位を占める。しかし、衛生教育や抗生物質の普及などにより、徐々に感染症対策が進んでいるのに対し、経済状況の改善による生活習慣の変化等によって、糖尿病や脳梗塞などの非感染性疾患の割合は増えつつあり、バングラデシュも例外ではない。近年5%以上の実質GDP 成長率を維持しており、安定した経済成長を遂げるバングラデシュにおいても、心疾患、脳梗塞、糖尿病等の非感染性疾患が、十大死亡原因となっている。
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