バングラデシュの経済特区(SEZ)
バングラデシュの経済特区(SEZ)
バングラデシュの経済特区(SEZ)
バングラデシュの経済特区(SEZ)
バングラデシュ政府は、2021年までの中期的な成長目標(ビジョン2021)で、実質GDPの年間成長率を8%台に加速させ、中所得国入りすることを目指している。そうした中、製造業を主とした民間投資の誘致は必要不可欠だが、国内にある8カ所の輸出加工区(EPZ)にはほとんど空きがなく、追加投資を呼び込みにくい状況となっている。また、EPZは原則として輸出向け製品の製造を目的としているため、拡大する内需向けも含め、2016年に経済特区(SEZ)を国内10カ所(アブドゥルモネム、AK カーン、アマン、ベイ、メグナ、メグナ産業、ミルシャライ、パワーパック、サブロン観光パーク、スリハッタ)に設立した。SEZ では、輸出向け、国内市場向け両方の目的で投資を行うことが可能であり、生産工場以外にもサービス、出荷、検品、梱包など複合的な商業をSEZ 内で完結して行うこができる。SEZ内で生産した製品は国内市場での販売が可能となり、国内経済の活性化に繋がることが期待されている。政府は今後EPZを追加建設するのではなく、輸出製品を製造する機能を持ちつつ、同時に内需も視野に入れることのできるSEZの建設を推奨しており、今後15年で国内100ヵ所のSEZ建設、1,000万人の雇用創出、輸出額を年間310億ドルから400億ドルへ拡大を目指している。
よくある質問をご覧いただき、ご質問が解決しない場合は、下記お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

当省は、より良いサービス・利便性の向上を目的に、ご利用者様の利用状況の分析を把握するためCookieを利用します。 本ウェブサイトを利用することで、Cookieの使用に同意するものとします。(当省個人情報ポリシー