イ.実証の結果と成果・課題 平均的なミャンマー人患者の診療においては、常に経済的な背景を考慮する必要がある。日本においても同様だが日本は国民皆保険であり、経済的な問題はある程度クリアできている。一方で、ミャンマーでは保険制度が無いために、日本における診療よりも、より強く経済的な背景を意識していく必要があると考えられる。このため採血やレントゲン撮影、CT、MRIといった画像検査は、必要最低限に、あるいは事前に患者に検査の必要性とおおよその費用を説明し、同意を得たうえで検査する必要がある。 クリニックでは、CT、MRIは無いにしても、レントゲンや採血、超音波検査などについては、事前に説明の上で検査を行う必要があるといえる。
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