下図に示すとおり、現在 ミャンマー人にとって、近くて相対的に低水準 サービス(グラフ 左上) か、遠くて高水準サービス(グラフ 右下)が利用可能である。新病院は、近くて高水準 サービス(グラフ右上)を取ることにより、マーケットで優位に立つことを目指す。現在のミャンマーでは私立病院を中心にして最新医療機器を導入するなど医療サービスの向上に力を注いでいる段階にある。近年開業した Grand Hanthar Hospital や Kan Thar Yar Hospital は高機能な画像診断機器や検査機器を多く備えた病院であり、また Pun Hlaing Hospital や Ar Yu Hospital など外国病院資本が参入している病院も見られる。一方で、サービスやオペレーション面でまだ改善の余地が大きく、上記のような大手私立病院であっても医師の大多数は公立病院で日中勤務する非常勤医師のため平日昼間はほとんど稼働していない状況であり、また看護師ではなく家族が付き添いで衣食ケアをするということもまだ一般的にみられる。(一部省略)
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