第1章 事業概要 1-1.事業の背景 ミャンマーでは、自国の医療について不安を抱える人も多く、このことを裏付けるかのように、ミャンマー人富裕層はバンコクやシンガポールの病院に赴き、全額自費で健康診断や治療を受けているという現状が存在する。そのようなミャンマーにおいて日本水準の医療を提供できれば、高い水準の医療を求めている患者がその病院・クリニックに集まる蓋然性が高い。また、ミャンマーでは日本の医師免許があれば現地医師会に申請を行うことで医療行為の許可が得られるため、実際に日本人医師が関与して日本水準の医療を提供することが可能であると考えられる。なお、高い水準の医療拠点をミャンマー国内に作ることは、ミャンマー人にとっては安心できる医療を国内で受けることができるという利益につながるとともに、ミャンマー国に対しても医療分野における経済的な国外流出を防ぐことができるといった裨益があると思われる。
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