脳血管内治療分野を選んだ理由としては、ミャンマー国内では脳神経外科の専門医は20名足らずであり、その中でも脳血管内治療を専門で行う医師は放射線科医を含めても存在しないためである。また、局所麻酔の治療が可能なため、術中、術後管理が比較的容易であることなどである。また、日本製のシミュレーションシステムの導入が可能であり、経済産業省の主旨でもある日本の医療機器・サービスを海外に展開する、またその拠点を創設するという目的に合致すると考えているためである。