(1)医療機関概要 今回調査した医療機関を見る限りミャンマーでは病床数は100~200床規模のものが一般的である。この規模の公立、私立病院では診療科も多く、医師数が少ない現状から考えると各科に偏りの少ない医師の構成になっている。しかし、日本のような総合病院としての役割を果たすところまでは整っていない。総合病院を目指しながらもできる範囲の医療サービスを提供している状況にある。例を挙げると、循環器分野では、カテーテル治療が行われているが、脳神経外科分野では「脳血管内治療(カテーテル治療)」は行われていない。また、循環器分野のカテーテル治療 を行う病院では、心臓外科医が常駐し心臓外科手術ができる体制であるのが日本での標準となっているが、ミャンマーではそのような体制はとられていない、と言った点が挙げられる。
よくある質問をご覧いただき、ご質問が解決しない場合は、下記お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。