眼内レンズの競合他社については、PMMA-IOL、Foldable-IOL 共にAlconの認知率が高いものの（それぞれ94%、69%）、RohtoもPMMA-IOL、Foldable-IOL それぞれ90%、56%の認知率があることが判明した（以下図1３,1４参照）。また、レンズの使用率もPMMA-IOL、Foldable-IOL 共にAlconの使用率が高いが（それぞれ85%、54%）、Rohto製品は、Foldable-IOLの使用率が低いことが分かった（PMMA-IOL 使用率及びFoldable-IOL 使用率はそれぞれ79%、29%）（以下図14．,15．参照）。このRhoto製眼内レンズの比較的高い認知率に対する低い使用率は、以前、ロート製薬はミャンマーにおける眼内レンズ販売実績があったが、現在はインドネシア工場から個人病院レベルへの直輸入のみに留まっているため、一定程度の認知率はあるものの使用率が低いことが大きな要因と考えられる。