2)収益化事業に向けた課題 前述したように、一般市場をターゲットとすると、日系企業の進出は容易ではないと思われる。価格面で安い中国製品にかなわないからである。また、中国製品の流通経路も出来上がっており、後進企業が入り込むことも簡単ではない。公営病院などの政府入札に加わることも、採算性の面で優先的な戦略ではない。 このような状況下では、特定層を狙い、既にその特定層へのアクセスを持つパートナー企業との提携によりビジネス展開を図る事が現実的である。当コンソーシアムでは、本事業を通じて、ターゲットを富裕層・準富裕層に定め、私立病院とのパートナーシップを結ぶことが事業収益化に向けた方策であるとの感触を得ている。この方向性においては、パートナーの選定が最大の課題である。
よくある質問をご覧いただき、ご質問が解決しない場合は、下記お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。