ミャンマーにおける民間による高齢者ケア事業
1)ミャンマーの高齢者ケアの状況 (3)民間による介護関連ビジネスの現状 前述したように、ミャンマーでは、「介護」の概念が無いため、慈善事業としての老人ホームなどは存在するものの、介護施設やデイケアセンター、訪問介護などの介護ビジネスは生まれていない。 介護福祉用具に関しては、車いすや歩行器、便座付きいすなどが専門店で販売されているが、一般市民が購入するのは中国製が主で、中国製品よりも高額な日本製品や欧米製品は、一般的な B to C 市場には出回っていない。病院に販売する B to B では、富裕層向けの民営病院などで、高品質や“日本製”のブランド価値を求めて、当コンソーシアムの Paramount 社製ベッドの導入が見られるが、中古品が出回っている状況である。ミャンマーでは医療機器の中古品輸入は禁止されているが、ベッドが医療機器に指定されていないためと思われる。これらの状況から判断すると、ミャンマーにおける介護関連ビジネスは、まだ市場が形成されていないと思われる。
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