このような状況の中、インドでは検査を受けて糖尿病と診断されていない「糖尿病予備軍」の数は非常に多く、3,606万人を超えると推定されている15。企業の従業員向けに健康診断を展開している現地医療機関の話によると、企業向けの健康診断で最も発見される病気は40~50歳代における糖尿病であり、糖尿病患者は同世代の従業員の1~2割を占めているとコメントしている。医療保険加入者・非加入者問わず、幅広い国民に対して健康意識を向上させ、健康診断等の予防医療サービスを普及させることは、生活習慣病の増加を抑制するためにも重要なチャレンジとなることが考えられる。
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