介護施設の施工と室内設備
(4)施工と室内設備  介護施設の施工と室内設備についての現状を示す。容積対象面積の除外範囲は日本より少ない。通路部分等は容積に算入され、バルコニーは1/2面積算入となる。工法による要求としては、乾式工法があまり普及していないため、間仕切壁はブロック積が多い。床は乾式二重床採用が少なく、スラブ(床構造)を下げる場合はモルタルによる嵩上げが多い。専有部のスラブ上配管のケースがまだ少ない。施設内床面の仕上げについて、日本では飲み物のこぼれに対応して清掃しやすいフローリング加工したり、床下にクッションを入れて介護職員の腰の負担を軽減する等の工夫をするケースが多いが、中国ではそうした工夫はまだ普及していない。厨房の湿気についても、日本ではドライ厨房が主流となっており、なるべく湿気を除去するような機器が導入されているが、中国ではまだ普及していない。設備計画については、品質の高い日本メーカー製品の採用を要望する声は多い。
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