インドでは、保健医療分野のみならず社会経済等のあらゆる開発計画を5か年計画として取りまとめている。1951年に第1次5か年計画が策定され、現在では2012年から始まった第12次5か年計画(“Twelfth Five Year Plan 2012-17”)をもとに国の開発計画が進められている。第11次計画で未達成の女性や乳幼児に関連した指標は引き続き第12次計画でも掲げられている一方、感染症対策項目および非感染症疾患の予防とそれらによる負担軽減、ならびに貧困世帯の医療費自己負担軽減が第12次計画の新たな目標として追加された。がん治療に関しては、診断/治療の強化が明記され、特にインドで発症率が高い子宮頸がん、乳がん、及び口腔がんのスクリーニング、地域病院におけるがん治療の強化が明記されている。
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