②政庁方針 A.シンガポールの福祉政策全体の概要 シンガポールの福祉政策は、①自助(individual responsibility)、②地域互助(community support)、③政府による間接的援助(Government subsidies help to keep basic healthcare affordable)の3つの原則に基づいて実施されている。まず、基本として老後の生活や医療は国民の自助により行われることを目指している(「自助の原則」)。しかし、何らかの理由により自活ができず援助が必要な人たちは、家庭や地域社会を中心とした福祉ボランティア団体による互助により救済することとしている(「互助の原則」)。このため政府は、家庭や地域社会の結束を奨励するとともに、ボランティア団体の育成や組織化を行っている。
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