海外から中古医療機器をインド国内に輸入するにあたっては、船積前検査 (Chartered Engineer’s Certificate、以下CEC)を受ける必要がある。これは、インド政府の認定検査会社(日本海事検定協会等)による、機械能力・耐用年数・残存価値を確認する検査であり、基本的には、輸出地で船積み前に検査を受けて、積み地で検査証明書の発行を受ける。インドの税関では「市場適正価格審査」と「貨物検査」が実施されるため、機械の耐用年数や機械の価値を評価するこの検査証明書の提示が必要になる。また、輸入申告価格の課税標準は簿価30%以上での申告が義務付けられており、税関は使用年数等から申告価格を再評価している。
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