（１）背景 2002年に開始された中国の理学療法士・作業療法士の制度は、統一された教育制度やそれぞれの職種単独の資格制度もない。また、実際の治療現場においても、大学卒業者、専門学校卒業者、他の医療資格者が研修を受け転職した者などがリハビリ療法師として従事しており、混沌としている。このような状況の中、大坪会が「日本式リハビリテーション」を中国（珠海市）に導入するには、制度的に日本側がリハビリサービス（医療行為）を直接提供することができないため、現地のリハビリ療法士を教育・指導する必要がある。
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