中国リハビリテーション研究センターは、中国障害者福祉基金会(障害者連合会の前身)と日本国政府の協力のもと、リハビリテーション分野の臨床、研究、教育を担う総合機関として開設された。同センターは、中国全国の現職者に対し、リハビリテーション従事者の人材養成を行う専門的な研修を積極的に実施してきた。しかし、中国のリハビリテーション事業の需要を満たすには、教育の質・量ともに不十分である。このような背景のもと、1997年に同センターおよび中国障害者連合会が、中国リハビリテーション研究センターリハビリテーション学院の設立を主な目的とした「リハビリテーション専門職養成プロジェクト」の実施を日本国政府に対して要請した。それに対し、日本国政府は2001年11月から5年間の協力を開始した。同年には、世界理学療法連盟に見合った4年制の教育カリキュラムを作成し、2002年には首都医科大学において理学療法、作業療法の4年制教育が開始された。
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