現地の各医療機関訪問に際しては、第1章で述べた通り、透析治療及び母子医療を中心に見学を実施した。 インドでは、民間病院と公立(連邦または州政府系)病院、治療の度合いや個人負担力(インドでは一部の病院を除けば自由診療制が基本)によってサービスへのアクセスが異なるなど、日本とはそれぞれ大きな違いがある。それぞれの医療機関の概況、医療機器、医師・看護師・メディカルエンジニア(Medical Engineer、医療機器の保守・メンテナンスを担当する技士。以下ME)といった医療従事者の配置、治療記録、感染管理、RO設備等の病院周辺インフラなどを、日印の比較を含めた観点より主だった気付き点を挙げる。
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