インドの病院関係者のヒアリングによれば、企業・製品の信頼性、提案力、価格競争力(コスト重視)は日本と共通傾向であるが、インドで特徴的な傾向として、①メリハリのある投資(病院の最注力診療科目に関するハイエンド医療機器には投資を惜しまない)、②売買契約の包括性(無償保守・メンテナンスの内容及びその期間を非常に重視)、③迅速なメンテナンス体制の要求、が挙げられる。 また、インドの医師の留学先は欧米がほとんどであり、日本製品を直に学ぶ機会が少なく、加えてこれまで日本の医療機器メーカーがインドへの輸出に積極的ではなかったことから、病院における日本の医療機器の選定に際しては慢性的な情報不足状態だとされる。
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