調査施設の実態
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 各施設に対してヒアリングシートを元に調査した結果を以下にまとめる。 ◆施設の開設主体(投資者)は、政府機関・公的機関が最も多く、高齢者生活サービスを本業としない異業種の経営者が投資している場合もある(図表・75)。資金面では、政府あるいは本業を後ろ盾とし、新規事業という考え方のもとで当面の赤字に悩むことなく、何年かのうちに黒字化すればよいという見通しで経営している。したがって、現在の入居率が低くてもあわてている様子はない。ミドル層向け施設の方が入居率は高く、複数が100%に達している(図表・76)。
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