インドネシア健診サービスの事業の課題
 今回はインドネシアへ健診車を持ち込んでExpoで展示したが、事業展開するための提携する医療機関がまだ決まっていない。健診事業に取り組もうとする私立病院もまだなく、大学病院についても健診に積極的に関与していく意志が見られない。インドネシア政府にしても、健診よりも伝染病対策が第一の状況であり、健診車や健診センター建設の費用は日本のODAに期待しているのが現状である。完全自費で健診を受けた経験を持つ人は健診の意義を理解しているが、一般的に見てインドネシア人に健診の意義は理解されていない。富裕層に至っては、シンガポール、マレーシア等の海外の大規模私立病院を受診することが多く、国内の医療機関との接点がないのが現状である。総じて、医療関係者が健診の重要性を理解していても、実際に健診事業を実施する環境が整っていない事が大きな問題である。
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