健診サービスを展開するための環境整備は、健診車の配備、遠隔読影システム、成都のデータ管理会社の設立等、ほぼ整った状態である。しかし、中国で事業を拡大していく上での課題として、政治リスクは今後も大きな問題となる。特にチベット自治区のように、外国人が入るためには許可証がいることもあり、他の都市部と違い、自由に交流ができないことで健診車にトラブルが発生した場合や教育指導の点でも問題がある。更に、“日本”というブランドが高品質、信頼性を示す環境に変わりはないが、尖閣問題の時のように標的となる可能性もあり、提携する病院も表立って表示をしたくないということもある。ただし、この問題は中国において自重を拡大していく際に避けて通ることはできず、現地医療機関や関係者との信頼関係を構築していく以外には対処のしようがない。
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