インド人の運動量に関して、公表されているデータは非常に少ない。WHOの公表資料「Risk factor: physical inactivity」では、所得階級別の運動量について、4段階で発表している。25歳以上のインド人男女の2つの都市における1993年~1995年の調査では、座っている時間が、低所得層が男女ともに勤務時間など1日の生活時間の5%以下であるのに対して、高所得層では、男性が37%、女性においては82%の時間を座ったまま過ごすという数値が掲載され、運動が健康維持につながるという啓蒙資料として使われている。WHOは2008年の世界の15才以上の1週間の5回30分の運動あるいは1週間に3回20分の強度な運動を行っている人の割合調査を行っている。これによると、インドはそれら運動を行っている人の割合が15.6%と世界と比較しても大変低い。
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