3)金融機関へのヒアリング トルコの病院PPP事業では、融資確約前に各企業が案件を落札し、その後の入札プロセスの中で価格改定が行われる結果、落札前に事業者と金融機関が協議していた融資金額と実際の融資金額とに大きな差が生じ、融資契約交渉の長期化や、金融機関が病院PPP事業に参入しにくい状況を作り出す大きな要因となっていた。しかしながら、上述の通り2014年末頃から、融資の取り付けがほぼ完了する案件が数案件発生するなど、ファイナンス面で病院PPP事業に動きがみられている。そのため、既に既存案件への融資を確約したと報道されている金融機関複数社にヒアリングを行ったところ、以下のような見解が示され、一定程度投資しやすい環境になっていると評価していることが確認できた。
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