１）既存落札事業者へのヒアリング （１）既存案件の進捗状況 　本事業期間中の2014年12月に、既存案件を落札している事業者のうち3社から既存案件の進捗を確認することができた。どの事業者も、2013年3月のPPP法改正とその内容を踏まえたレギュレーション（規則）の設定と発行（2014年9月）により、特に金融機関からの融資に関する事業リスクが低減され、多くの金融機関がバンカブルになったと判断し、ファイナンスクローズに至りつつあるとのことであった。このことは、下記で述べる金融機関へのヒアリングでも確認され、融資側にとって病院PPP事業全般に参画の可能性が高まったと言える。