(イ)高齢歯科分野における講師の育成 タイでは高齢化率が上昇しているが、臨床現場はまだ治療中心である。高齢化を見据えているのは、大学関係者や保健省などの公的機関が中心となっている。今回のセミナーには、タイ歯科医療の方向性を示す、保健省のDirector of Bureau of Dental HealthであるDr. Piyada PrasertsomとDental CouncilのVice PresidentであるDr. Thongchai Vachirarojpisanが招待者として聴講しており、最初に講演を行った品田教授のレクチャーが終わったと同時に、本セミナーの第2回目の開催を希望された。品田教授の歯科衛生士のカリキュラム及び役割、また冒頭のあいさつを行った江藤理事長の「8020運動」の講演に非常に高い興味を持たれた。今後加速度的に高齢化が進むタイでは、講師の育成にも影響を及ぼすことが可能である。
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