2-2. タイにおける歯科医療の課題 (1)疾病と患者の傾向 ア.口腔衛生概況 保健省の下部組織である歯科衛生局では、1977年から20年以上に渡り、5年毎にタイ国民のすべての年齢層を対象に全国口腔健康調査を実施している。これらから得られる統計資料を基に歯科医療行政の方針を計画している。 国民の口腔健康調査から、3歳・5-6歳児の歯のう蝕・破折等は減少傾向にある。35-44歳・60-74歳の労働年齢層・高齢者層は横ばいの状態である。歯周病は年齢層が上がるにつれて、症状が進み深刻な状況になる人が多い傾向にある。
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