これまで公立病院においてPACS導入が進んでいない理由としては、保健省予算の要因が大きく、PACSに投資できる余裕のない病院が多かったことが真っ先に挙げられる。しかし現在は政府が国民の健康の維持増進を政策に掲げており、保健省の予算は2014年度8百億ペソと、3年で約2.5倍(2011年:3百億ペソ)以上に増加している(図表・14参照)。また、前述したように、Eヘルス政策を制定するなど、病院IT化による効率性アップという方向性も示されている。
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