サウジアラビア全体の人口は1960 年から継続して増加しており、現在でも年間人口成長率は2%以上を保っている。サウジアラビア中央統計局が公表している2017 年の総人口は、サウジアラビア人と非サウジアラビア人を含めて合計 3,261 万人である(サウジアラビア中央統計局 2018)。出生率は1980 年代以降減少しているものの、現在でも世界平均よりわずかに高い水準である。死亡率は1960年代から継続的に減少し、現在では世界平均よりもはるかに低い水準を保っている。世界銀行の試算では、人口増加の傾向は今後も続くと考えられており、2050 年には現在の 1.4 倍の4500万人になると推定されている。サウジアラビアの人口動態の特徴としては以下の点があげられる (世界銀行 2018)。
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