ベトナム 内視鏡検査の課題
ベトナム 内視鏡検査の課題
ベトナム 内視鏡検査の課題
ベトナム 内視鏡検査の課題
 一方で、経済成長に伴い生活習慣病と癌などの消化器疾患が増加している。このような状況下で、消化器疾患に対して有効な診断・治療技術で、尚且つ日本が主導的ポジションにある内視鏡検査の普及が望まれているが、ベトナムでは内視鏡医が絶対的に不足していることと、その技術が日本ほど高くないことが問題である。内視鏡医の不足に関して言えば、約8,800万人のベトナムの人口に対して約500名程度(人口10万人に対して約0.5人)であり、我国(人口10万人に対して約13.2人)と比較して非常に少ないと言える(図表1)。その結果として、内視鏡医不足により適切な診療を受けられない患者が多数存在していることも事実である。
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