当初、タイにおける既存病院を核としたヘルスケア拠点整備の構想として、Navamin9病院の既存病棟 7 階フロアを介護施設として改装し拠点化する計画で推進してきたが、事業期間中に当病院からの要望を受け、改装コスト等を考慮し、新規増設病棟での拠点化へと変更した。 　新規集客の優位性を確保すべく、隣接する敷地を活用した、病院と在宅介護の間の、機能訓練、リハビリテーション、介護教室、相談機能を持つ日本の老人保健施設のような拠点とすることとした。新規計画では、地域に分散されているクリニックとも密接な連携を持ち、点のサービスから線・面のサービスを提供することにより、医療と介護のサービスを連動させ、切れ目のないサービスの提供がなされると共に、宿泊機能（入院機能）を併せ持ち在宅介護者のレスパイト機能も兼ね揃えた事業計画も考えられている。